トラックの架装・改造をしているレックスです
トラックメーカーの純正のアオリをつけようと思っても、値段が高くてなかなか交換や修理に乗り出せない方もいらっしゃるかと思います。
アオリの損傷によって積荷が落ちて事故を招いてしまったり、アオリが錆びてボロボロだったりして見た目も悪いと会社のイメージも悪くなってまうかもしれないので、思い立ったら交換してしまいたいですよね…
レックスがトラックのアオリ制作・修理をいくつか事例として挙げたので、トラックのアオリの制作注文をお考えの方に参考になれば嬉しいです。
もくじ
軽自動車トラックの荷台アオリの制作
後方のアオリはバックした際に障害物にぶつけてしまってへこんでしまうことが多い箇所ですが、積荷が押されて内側からへこむこともあります。
内側からへこんでしまっても塗装した部分が割れ、そこからサビが入ってしまうことが多くあります。
今回のトラックのアオリは後ろの衝突や荷台の内側からの衝撃でへこんだ個所が多かったので、一からアオリを制作しました。
また、今回は損傷したアオリのみの制作でしたが
「フックをもう一つつけてほしい」「アルミのフタをアオリにつけてほしい」
など、追加の改造も受け付けております。
4tダンプのアオリコボレーンシートの制作
アスファルトやコンクリートや砂利を運搬することが多い4tトラックは道路に飛散防止のため、コボレーン付きのトラックも多く流通しています。
ボロボロになったコボレーンのシートを使っても抑えていた荷物がシートの穴からこぼれ出てしまうことも考えられ、非常に危険であります。
トラックのアオリについているコボレーンのシートも制作することができます。
コボレーンシートは業者に頼むと結構な金額になってしまいます。
しかし、別の材料を使用してつけることにより通常のテントタイプのシートより丈夫で長持ちします。
板金・塗装したトラックのアオリ
普段全く使っていなくてもトラックのアオリは錆びてしまいます。
ほとんど、アオリにダメージがなくてもあらゆる場所からサビは侵入し、腐食化させてしまいます。
アオリのサビのほとんどの原因は傷によるサビで、先ほどにも記述したとおり、ぶつけた個所からサビがはいることがほとんどでした。
ですが、トラックの年数が経てばたつほどサビが車体から浮き出てくることもあります。
今回のケースはトラックの年数が経ったケースなので、サビがアオリにまばらにみられると思います。
こちらのケースでは、長く使用したくても予算が少ない方などにも対応することもできます。
サビを落とし、サビの進行が進んでいる場合は板金し再塗装してお使いできる状態にできる場合もあります。
除雪用トラックアオリ制作
夏場は砂利やアスファルトなどの積載物を運ぶ仕事が主軸になっていますが、冬季は北海道などの積雪が観測される地域では、除雪運搬車として活用されています。
通常の4tトラックのアオリでは雪が十分積載できないため、こうして後方に高く立ち上げたアオリを取り付けます。
そして、サイドのアオリに木をつけて積荷を多く確保できるスペースを設けます。
そうすることにより、通常の4tトラックの積載物より2倍近く多く運ぶことができます。