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2tアルミバンの板金塗装、架装改造

今回のオーダーいただいた内容は室内クーラー・ヒーターの取り付け、バン内の改造及び断熱材入れ、ベニヤに張り替え、外装のキャビンの全塗装・パテ盛り、ステッカーの貼り付け、下部の塩害塗装の盛りだくさんの作業のご依頼でした。

 

キャビン・アルミバンの板金塗装

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キャビンからアルミバンまで白から青の塗装をします。

キャビンは、青色とグレーのツートンカラーを指定していただいております。

 

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キズが結構入っているアルミバンなので、こちらのキズを落とすため塗装をいったん剝がします。

 

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アルミバンの塗装を全体的に落とした後キズが多い場所は多く研磨して落としました。

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アルミバンの上の部分がえぐれていたので、こちらはパテをつけておうとつを少なくしました。

 

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細かなキズが多いキャビンは念入りに研磨してキズを消しました。

 

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最初に塗装する面積が小さい場所から塗装します。

 

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合わせてグリルも外して塗装しました。

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キャビン上の青い部分に塗装し、お客様のご要望により風切の屋根も取り付けました。

アルミバンは箱が大きいため風の抵抗を大きく受けます。その空気抵抗を受け流すためにをこのアルミバンの架装・塗装と同時に取り付けました。

 

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今回は色に厚みを持たせるため二度塗装をかけました。

ご覧のとおりキズも全くついておらず、パテを入れたところもわからない仕上がりになっています。

光が反射して光沢がかかっているように見えるため、見た目も使用される方の気分も良いことかと思います。

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屋根も同時に塗装するため、抜かりなくツヤがある塗装になりました。

意外と屋根の部分は塗装をきちんとやってくれる業者の方ってそんなに多くないですもんね…

 

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後ろのトビラも外して一度綺麗に磨いたあと、雨漏りをしないよう少々細工し、と塗装しました。

こちらにステッカーを入れる予定です。

 

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後ろの方の塗装ですが、アルミに直接塗装します。した部分は細かい場所が多いため、色が思わぬ場所に飛散しないようしっかり養生します。

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そして、ステッカーを張り付け、取り付けてあった位置に再度取り付けました。

これで、後方のトビラは完成しました。


 

アルミバンの架装

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内貼りしてあったベニヤを外し、中が結構スカスカになっていた発泡スチロールを取り外し、改めて断熱材(スタイロフォーム)をいれます。

 

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外に熱が逃げないようにギッチリと断熱材を入れました。

また、中央より上の部分につけた鉄板は棚をつけるための補強材として、サビ止めを塗った後に取り付けました。

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こちらが見本で見せていただいた棚です。

ステンレスの棚を取り付けるために、ご依頼された設計通りの高さに合わせ、ある程度の荷物の重さに耐えられるよう補強材を入れ取り付けますので、丈夫な造りにします。

 

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天井のベニアを取り付けました。

もともとあった照明の位置をずらさないように寸法を測って取り付けますので、元から設置してある場所をベニアで切り抜きました。

問い合わせフォーム先

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横のベニヤと下方向にステンレスの板を入れ、靴の汚れキズをベニヤにつかないようにステンレスの板を貼りました。

天井には室内の温度調整するダクトを取り付けました。スタイロフォームの断熱材とエアコンの調整を行えば自在に温度管理ができることでしょう。

合わせて下にも敷き鉄板を入れます。

 

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先ほどスタイロフォームを入れた際に棚の補強材として入れた鉄板にステンレスの棚を取り付けました。

使用している材料ががっちりしたものなので、ちょっとやそっとで棚が落ちることはありません。

 

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カーテンレールも取り付けて、あとは敷き鉄板を引いて完了です。

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内装完了しました。

敷き鉄板を引いたあと、ステンレスの板との隙間を埋めるため、コーキングを入れて外へと汚れや水を逃がさないように作業しました。

最後に鉄板に色を入れて完成です。


 

トラックの下部の塩害処理

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よく見かけるサビてボロボロになったトラックが走っているのをみますが、だいたいのトラックの下部は黒い色でコーティングされ、北海道の雪道では、融雪のため雪を解かすように散布される塩化カルシウムがこのトラックのボロボロになる原因を作っています。

コーティングが剥がれてきたころにはだいたいボロボロになって見えてしまう。

そんな前に塩害コートを塗装すれば綺麗にかつ長持ちするトラックとして生まれ変わります。

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マフラーやエンジンへ塩害コートが飛散しないようにしっかりと養生してお客様のお車を守ります。

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キャビンの下が一番被害を受けやすいので、念入りに塩害処理を行います。

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塩害処理の塗装を行った後の画像はこちらです。

 注意書きのステッカーやリフトの操作するスペースを汚さずにむらなく塩害塗装できました。

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細かい部分も塗装されているため、これで車体がボロボロになることは近い間は心配ありません。

できれば三年や四年に一度塩害コートを塗装することをおすすめします。


 

2tのアルミバンの板金塗装、架装の全行程終了

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内装から外装や下回りも合わせると二週間ほどお時間はいただきましたが、ご依頼者様のご注文通りの作業になったかと思います。

ステッカーも貼り、これですべての作業工程は終了しました。

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後ろのリフトの細かい部分もしっかり塗装されて見違えるほどの光沢になっています。

 

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外の明るい場所でみるとよくわかりますが、燃料タンクからシャシのあたりまで塩害処理をムラが無く塗装できました。

 

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作業工程から納品する時間までのご相談も承っておりますので、お急ぎな方やお値段が気になる方はぜひお問い合わせくださいませ。

スタッフが丁寧に作業工程やお値段の相談に対応いたします。

 

今回はご依頼いただきありがとうございました。